過ち4
彼女と別れた後、孤独だった。
毎日、寂しかった。
その頃に頻繁に電話が合った、女性は
友達の彼女だった
友達の彼女が、私に好意を持っている事は
気がついていた。
正確にいえば、女性も友達であった。
寂しいので、電話をくれる彼女に
頻繁に合うようになり
ホテルに行ってしまう。
前戯が終わり
一つになる前に
友達の顔がよぎった
行為が終わり、2.3日経つと
別れた寂しさに、罪悪感がプラスされて
辛い感情が余計に辛いものになった。
その女性は、その後も頻繁に連絡がくるように
なるが
罪悪感から、その電話も辛くなった
こんな行為をする人が嫌いだったはずが
自分がしてしまうとは
寂しかったら、女性、性にすがる弱い自分
友達の彼女を抱いた、自分が許せなかった。
こんな弱い自分では、駄目だと思い。
心も身体も強くなりたいと思い。
今まで趣味でやっていた格闘技に
本格的に没頭して、毎日練習するようになった
今思えば、自分を許し、墓場までこの事実をもって行くだけで良かったと思うが
若い私は、罪悪感に押し潰されそうであった。